クリッカーではじめるドッグトレーニング

クリッカーを新調したにあたって、今日は犬のトレーニングのお話を書いてみることにします。

犬のトレーニングというか、しつけの方法には様々なやり方がありますが、そのなかでは新しい部類に入るだろう『クリッカートレーニング』 を我が家では採用しています。理由はお手軽かつ効果的であること。おすわり程度なら、トレーニングをはじめてすぐに理解させることができるでしょう(個体にもよるんでしょうけど、レウさんは五分経たずに覚えています)。

用意するのはクリッカーと、少しのご褒美だけ。

クリッカーとトリーツポーチクリッカー

このクリッカーはあまり多くのペットショップなどで購入できるものではありませんが、通信販売などを利用すれば扱っているショップも多く、およそ 300 円程度で購入できます。

このクリッカー自体は単純な作り、ボタンを押せば「カチッ」と甲高い音が鳴るだけのものです。この音は条件性強化子(ややこしい)、つまりは『音が鳴ったらおいしくて嬉しい!』という合図として用いるわけです。もちろん人の合図(グッド!など)でもかまわないわけですが、どんな状況でも聞き取りやすく、簡単なアクション ((なんせ指で押すだけですから))で即座に合図を出すことができるのですから、やはり専用の用具であるクリッカーを使うほうが優れています。

はじめてクリッカーを使うにあたって教えるべきことは、前述の『音が鳴ったらおいしくて嬉しい』です。ちょっと馬鹿っぽいフレーズですが、クリッカーが鳴ったときの犬の表情を一度見て貰えれば、ご納得いただけるのだと思います(笑)。はじめはとても簡単で、クリッカーを犬に見せてあげながら「カチッ」と鳴らす。その後にご褒美としておやつをあげる。これを数回繰り返すだけです。

一度これをこなしてから、次は「おすわり(sit)」を覚えさせてみましょう。

おやつを見せながら、おやつを持った手を犬の頭の後方まで運ぶと、犬は自然と座りこみます(振り返ろうとしたり、動き回るようなら無視しましょう)。別段なにもせず、ただ座るのを待つだけでもかまいません。犬が座ったその直後がクリッカーを鳴らすはじめてのタイミングです。クリッカーを鳴らしてご褒美をあげたあとには、これを数回繰り返すだけ。

トリーツポーチのなかはおやつまみれポーチの中には特別なおやつを!

繰り返すうちに、犬も『おすわりすると音が鳴っておいしくて嬉しい』ことを覚えてくれるようになります。

ちなみに合図を教えるのは、完全におすわりができるようになってからです。おすわりをしたタイミングで合図を出すように、徐々に切り替えていきましょう。

今回はおすわりを例にしましたが、他のものでも同じことです。こちらから見て好ましい、覚えさせたい行動をしたか、誘導させた瞬間にクリッカーを鳴らしてご褒美を与える。この繰り返しです。とっても簡単に教えることができる方法で、これまでに試したことのない方には是非一度おためしいただきたいトレーニングです。

ちなみに犬のトレーニングを 30 分みっちりやったところで効果はありません。犬の集中力が続く時間というのは長くても10分程度と言われていますから、一回のトレーニングは 5 分程度までに止めておきましょう。

トレーニングが終わった最後には、思いっきり褒めてあげましょう!

クリッカーを使ったトレーニングについて、もっと詳しく知りたい方には以下の書籍がお勧めです。

Error: Suspended

  1. さすが犬は賢いな!
    だがイタチも侮れませんぞ!

    ○○すると○○が起きる、という関連性をちゃんと理解しているらしく、カバンのファスナーを引っ張ってカバンをあけようとしたり、ドアの下からちょろっと出ているLANケーブルを引っ張って引き戸を開ける、などの芸当を覚えます。
    困るのは、これを「芸」として学ぶのではなく、探究心を満たすため自ら編み出してしまう、ということ。
    しつこさだけはピカ一ですから、方法を理解してしまうとモウ大変。
    紐を引っ張れば開くと思い込んで、引き戸のそばにあったまったく無関係なケーブルをぐいぐい引っ張って開けようと頑張っていたりします。
    でも、なぜそれで開かないかは永遠に理解できない。そんな愛すべき馬鹿な動物です。

    • Newf
    • 2008年 2月 5日 4:41pm

    今回の記事では書いてませんでしたが、このクリッカートレーニングってば犬だけではなく、猫やハムスター、うさぎなどにも応用できるそうですよ(ロバ(!)とかにも例があるんだそうです)。

    物事を関連づけて考えられるならフェレットにもばっちりイケる!はず。

    しかしフェレットもかわいいなー。壁紙破いたりとかの破壊活動に勤しんだりもするんだろうか。

  1. トラックバックはまだありません。