犬と暮らす日々。
復職したというものの、すでに退職が決まっているぼくには特に仕事が割り当てられるわけでもなく、なんとなく居心地の悪い腐った時間を過ごしているのですが、そんななかで気になるのがやはりレウさんのこと。
寂しい思いをしていないだろうか。
何かトラブルが起きていないだろうか。
何か壊されてるんじゃないかだなんてどうだってよくなるぐらいに、時計の針が進むごとにいつだって考えてしまいます。一人暮らしで犬を飼うってことは、飼い始める前はひとりの問題。でも、その後はお互いの問題として抱え、共に生きていくことになります。
今日も帰りには病院に寄って帰るつもりだったのですが、どうしてもどうしても気になってしまい、病院に行くのはキャンセルして帰路へとつきました。ドアを開けて、普段通りの熱烈歓迎を受けてから、ようやく『ああ、よかった。今日も何もなかった』と、ようやく安堵。
一人暮らしで犬を飼うだなんて、客観的に見れば苦行以外の何物でもありません。
朝だって早く起きなきゃいけないし、今日はおなか空いてないからご飯はいいやだなんてできない。趣味を諦め、外出を諦めて、様々なことを諦めるといったかたちで代償を支払うことが多くあります。
それでも、ほんの少しだけ辛く我慢のできない苦しいことや悲しいことを拭ってくれて、何かを諦めてしまった代償以上の、形には残らない何かを与えてくれる。
何でいきなりこんな投稿をしたかというと。
ぼくにもたれかかるように座り、500 円もしなかった安いぬいぐるみを咥えながら寝そべっているレウさんをブラシで撫でながら、なんだかそう、分相応にも幸せだと思ってしまったのです。
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