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夏の暑さ対策を考える

Sunflower & sky
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一人暮らしで動物を飼っている方は、夏をどう乗り切るのかきっと頭を悩ませていると思います。ぼくもそのうちのひとりです。

東京都内なんかでは真夏日にエアコンを使用せずに放置していると、室温は 30 度を軽く突破してしまうおそれがあります。そんな過酷な環境に耐えられる動物はそういないわけで、犬、猫、うさぎ、フェレット等々、下手すると熱中症にかかってしまい、命の危機に瀕してしまいます。

おお、書いていて怖くなってきました……ちょっと気が早いですが、今回はそんな真夏対策をどうするのかをつらつらと書いてみることにします。

我が家のニューファンドランドのレウさんは、ご多分にもれず暑さにとてもとても弱いです。そもそもニューファンドランドの耐暑能力はかなり低く(もふもふしてますから)、夏はエアコンなしでは生きていけない身体なのです。たぶん。

これへの対策として、我が家では 5 月頃からエアコンを 24 時間つけっぱなしに。そしてやはり怖いのが停電エアコンの故障

電気代はお金を払えばいいだけですが、突発的なアクシデントにどう対応(故障はしょうがないとして)するのか、ここ数日考えてみました。

  • ネットワーク対応の温度計

We're Having a Heat Wave!
Creative Commons License photo credit: akahodag

まず真っ先に考えたのが常時室温が分かるようにしておき、異常時には帰宅して対応するなどの監視体制を敷くという反社会的かつ王道的なプラン。

ただ、実際に商品を探してみると高い!数万円するのはザラで、さすがに厳しいものがあります。そんななか見つけたのが秋月電子通商で取り扱っている PICNIC という商品。自分で組み立てるキットものらしいのですが、ネットワーク対応+温度測定ができるようです。

こりゃいい、と購入しようと考えていたところ、カートに入れる直前で「ここまでできるキットがあるなら実はエアコンも制御できたりするものがあるんじゃないか?」と思い直し、さらに色々調べるてみると……あった!ありましたよ!ママ!!

うさぎ快適

その名が示すとおり、うさぎを快適にするための製品です。具体的に何ができるかというと……。

  • USB に接続した温度計から、室温・湿度を測定することが可能
  • 接続した温度計からエアコンを直接制御することが可能
  • 障害発生時にはメールを自動送信
  • メール経由でエアコンの操作が可能

すばらしい!すごい!

ぼくが望む機能が丸々入っています。一万円と少しでありながら、この機能!「これしかない」とぽちっと注文。普段は無駄遣いの多いぼくですが、今回の買い物こそは無駄でもなんでもなく、安心を買うためのものと割り切ることができます。

ただこれだけでは温度を測定する PC 本体が止まってしまったときに対応ができなくなってしまうので、別途 UPS (無停電電源装置)を調達してやる必要があります。とはいえ、これもレウさんに快適で安心なお留守番をしてもらうためと割り切って、会社帰りにでも UPS を買って帰ることにします。

いくらセンサーを用意したところで、停電→PC即死のコンボを食らうとどうしようもありませんしね!

ベランダが猫のトイレになっていた。

一人暮らしで何がめんどくさいかというと、やはり「掃除」「料理」「洗濯」です。

特に洗濯なんかは真冬にベランダに出て、冷たい洗濯物を干したり、寒い夜空の下で洗濯物を取り込んだりとかいう、実に訳のわからない苦行をせねばなりません。自他共に認める一流めんどくさがりなぼくには耐えられませんでした。

ということで、ずいぶん前に購入したのが洗乾一体型の洗濯機。リコール連発のサンヨー製 AWD-B860Z です。

この洗濯機のおかげで、洗濯の苦行からは解放され、真冬も楽々ひきこもり人生を謳歌(なんせボタン一発で乾燥までできるんだもの!)していたのですが、ベランダにはある施設が存在したため、まったくベランダに出ないというわけにもいきませんでした。

在りし日のロイファームロイ・ファーム。

それは故ロイさんが日々食べる牧草や、野菜を育てるために設営されていた 100% 無農薬の牧場です。ここから出荷される野菜類は即日ロイさんのおなかに入るというエコロジーな仕組みになっていたのですが、ロイさんがいなくなってしまってからというものの、運営陣は方針を転換し、ベランダに出る機会をほぼ失いました。そのため、このロイ・ファームは雑草育成の場と化すことに。

そんななか、レウさんの皮膚にぽつぽつとできた発疹(今日病院に行ってきましたが、ダニではありませんでした)対策として、レウさんの使っているベッドやらおもちゃやらをとにかく洗いに洗っていたのですが、さすがに乾燥までは厳しい。というわけで、久しぶりにベランダに出てみたところ、猫くさい……。

猫の糞尿の独特なにおいがプンプンします。

においの発生源はロイファーム……。レウさんの縄張りでもあるはずのベランダに闖入したあげくに放尿とはやってくれる。フレンドリー&フレンドリーが信条のレウさんでもこれは許すまいと思っていた最中、猫が用を足している現場を押さえることができました。しめしめ。

放尿する猫を無言で見届けるレウさん(二歳) Rew は Neko をじっと見つめた。

ベランダに設置してあるプランターで用を足す猫に対して、レウさんは吠えることもなく、ただじっと、じっと見つめておりました。

ダメだ、やっぱりレウさんの番犬適正はゼロだった。

(この後、プランターの土は処分しました)

最終面接。そのとき、レウさんは何をしていたのか。

今日は最終面接でした。結果は……どうだろう、あまりうまく答えられた自信が今になってないような気がしてきました。しかし、終わったことは終わったのであとは天命を座して待つのみ。

こんなビッグイベントがあった今日という日を、普段はボケッとしているレウさんも応援してくれているに違いないと淡い期待を胸に潜め、応援してくれているだろうレウさんの様子をまたもや隠し撮りしてみることにしました。

09:55 たいくつねー

10:07 寝ようかなー

10:19 ……ん?

10:22 ……え?

10:28 ちょ!

10:43 やりたい放題

18:04 以降は天井をただ写すのみ……。

やられた! レウさんは応援なんてしてくれていなかった!

家に帰って、なぜか寝っ転がっているウェブカメラを見ると、まるで歴戦の勇士のようなお姿になっておりました……。しかし、こんな状態になってもなお、己が任務を遂行しようとする Logitech 社製のウェブカメラ。なかなかどうして頑丈にできているものです。まだまだ使えそう。

傷だらけのウェブカム

レウさんはといえば、缶フードの空き缶がお気に召したようでハウスに持ち込んでペロペロリ。

あたしゃ知らないわヨ! 何もやっていませんが?

まるで自分は何も悪いことはしていないと言いたげなふてぶてしい態度に検察官も驚きを隠せません。次回があればカメラの位置も、少し考えねばならないようです。

レウさんの一日

趣味は昼寝日々留守番をさせてしまっているレウさんがどんな一日を過ごしているのかが気になってしまい、久しぶりにウェブカメラを立ち上げて、自動で静止画を撮影してみることにしました。

せいぜい35万画素のウェブカメラなので画像が荒いのは置いておいて、このウェブカメラでの監視における欠点は、もちろんその場にいるわけではないので、「いまそこで行われている悪戯」に介入できないことに尽きます。仮に「とんでもない悪戯」の真っ最中でも止めることができないもどかしさがあるのです……。

10:54 – ぼくが出社してから、一時間が経過。
10:54 ぐだぐだ

11:07
11:07 ごろごろ

13:24
13:24 ぐだー

14:11
14:11 まだかしらー

16:00
16:00 そろそろ起きよ……

16:04
16:04 たいくつねー

17:00
17:00 とりあえずいたずら

本日の被害は、 掛けてあったはずの革ジャンが床に落ちてたぐらい。一番最後の写真にあるように、引っ張り込んで寝床にしていたみたいです。リードで行動を制限するようにしてからは、さすがに被害はなくなりつつあります。

いつも留守番ばかりさせてごめんよ。父ちゃんなるべく早く帰るかんな!

犬と暮らす日々。

手と手復職したというものの、すでに退職が決まっているぼくには特に仕事が割り当てられるわけでもなく、なんとなく居心地の悪い腐った時間を過ごしているのですが、そんななかで気になるのがやはりレウさんのこと。

寂しい思いをしていないだろうか。

何かトラブルが起きていないだろうか。

何か壊されてるんじゃないかだなんてどうだってよくなるぐらいに、時計の針が進むごとにいつだって考えてしまいます。一人暮らしで犬を飼うってことは、飼い始める前はひとりの問題。でも、その後はお互いの問題として抱え、共に生きていくことになります。

今日も帰りには病院に寄って帰るつもりだったのですが、どうしてもどうしても気になってしまい、病院に行くのはキャンセルして帰路へとつきました。ドアを開けて、普段通りの熱烈歓迎を受けてから、ようやく『ああ、よかった。今日も何もなかった』と、ようやく安堵。

BUG?

一人暮らしで犬を飼うだなんて、客観的に見れば苦行以外の何物でもありません。

朝だって早く起きなきゃいけないし、今日はおなか空いてないからご飯はいいやだなんてできない。趣味を諦め、外出を諦めて、様々なことを諦めるといったかたちで代償を支払うことが多くあります。

それでも、ほんの少しだけ辛く我慢のできない苦しいことや悲しいことを拭ってくれて、何かを諦めてしまった代償以上の、形には残らない何かを与えてくれる。

犬を飼うってステキなことです

何でいきなりこんな投稿をしたかというと。

ぼくにもたれかかるように座り、500 円もしなかった安いぬいぐるみを咥えながら寝そべっているレウさんをブラシで撫でながら、なんだかそう、分相応にも幸せだと思ってしまったのです。